2007年10月08日

外国産クワガタ増加 交雑の危険性

大人にも人気を集めている外国産のクワガタムシの飼育。農水省植物防疫課によると、外国産のクワガタムシの輸入量は平成11年から増え始めた。ブームに乗り、12年には約24万4000匹だったが、18年には約110万3000匹に増加している。

野生化し、在来種との雑種が生まれる「交雑」の危険性が指摘されている。環境省は外来生物法に基づき、外国産のクワガタムシなどを「要注意外来生物」に指定。野外に放さないように注意を呼び掛けている。

環境省は、2006年8月、外来生物法に基づき、外国産クワガタムシを「要注意外来生物」に指定しているが、北米原産の淡水魚ブラックバスのように駆除対象ではない。飼育などで注意が必要という扱いだ。同時に外国産クワガタムシなどを野外に放さないよう呼びかけるキャンペーンも実施している。


駆除対象にしないのならせめて、市町村か環境省関連施設への登録申請手続きが必要なくらいの制度にしないと、安易な考えの消費者の購入に歯止めはかからないと思うんですよね。
なんだか思い入れが伝わらない中途半端な規制レベル。本当に、在来種を保護したいのか、とりあえず形だけやっておこうと思っているのか。これもまた、お役人仕事って感じですね。
規制は出していたけど、守らなかった人がいたってイイワケするためにやっているだけのような気がする。


国立環境研究所の環境リスク研究センターが、日本のヒラタクワガタの雄とインドネシアのスマトラオオヒラタクワガタの雌を交雑させた実験データがあり、いずれも体長5センチほどの成虫だったが、成長した雄の子供は体長8センチを超えたという。

日本のヒラタクワガタの雄よりも大きいうえに、インドネシアのスマトラオオヒラタクワガタのような立派な大アゴを備えていた。
生まれた子供のクワガタ同士の交配も可能で、現在は第3世代が飼育されている。

環境リスク研究センターの研究員は「交雑によって、日本固有のものよりはるかに大きな個体が生まれる。体格だけでなく、非常に強靭なのも特徴的だ」と説明する。

実際、長崎県と静岡県では、外国産と交雑したクワガタムシが野外で採取されたケースもある。いずれもヒラタクワガタの雌から生まれた個体が在来種に比べて大きかったため、愛好家が同センターに持ち込んだことから発覚した。調べたところ、2匹ともタイのヒラタクワガタの遺伝子を持っていた。
posted by いっき at 08:44| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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